~経絡と経穴~ 草加市で鍼灸施術ならあさひ鍼灸院へ

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東洋医学
~経絡・手少陰心経~ 草加市で鍼灸施術ならあさひ鍼灸院へ

~経絡とは何か?~

経絡は東洋医学独特の考え方です。この経絡について理解をしていないと、鍼灸治療をすることは出来ません。

経絡とは「気」と「血」が巡る通路のことを指します。臓腑・組織・筋肉・皮膚などをつないで、身体の隅々を通り、全ての機能を調節しています。人の身体が統一体として機能しているのはこの「経絡」が全身を連絡しているためと考えられています。

経絡には「経脈」と「絡脈」があります。「経脈」は太い枝で身体を縦方向に走行します。「絡脈」は経脈から分かれた細い枝で、身体の横方向に走行し、全身に網目のように張り巡らされているとされています。

また、経絡は気血の通り道であるとともに「外邪」の通り道にもなると考えられています。外邪は一度体内に侵入すると、経絡を通り移動します。ある器官が病気になると同じ経絡で繋がっているほかの器官も病気になりやすいとされています。

~経絡の種類~

主な経脈として「正経十二経脈」と「奇経八脈」があります。「正経十二経脈」は身体の左右にありますので全部で24本の経脈があります。


=正経十二経脈=

12本の経脈はそれぞれ特定の臓腑に所属しており、6本は手を通るので”手経”、6本は足を通るので”足経”と言われています。さらに手経と足経はそれぞれ3本の”陽経”と3本の”陰経”に分かれており、”陰経”は六臓につながり、”陽経”は六腑につながるとされています。


・手太陰肺経

・手陽明大腸経

・足陽明胃経

・足太陰脾経

・手少陰心経

・手太陽小腸経

・足太陽膀胱経

・足少陰腎経

・手厥陰心包経

・手少陽三焦経

・足少陽胆経

・足厥陰肝経


12本の経脈は上記の順で連絡し、全身を巡っています。


=奇経八脈=

「奇経八脈」は臓腑とはつながっておらず、十二経脈を組み合わせて互いを協調させる働きがあるとされています。奇経八脈のなかでも”任脈”と”督脈”は重要で、”任脈”は陽経を統括し、”督脈”は陰経を統括する役割を持っています。

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~経穴とはなにか?~

経穴は「ツボ」とも呼ばれており、経絡上に存在し、気の出入り口と考えられています。

「経穴(ツボ)」への刺激はそのまま経絡に伝わる。例えば、経絡内で気や血の流れが滞っているときに経穴(ツボ)を刺激すると、それが経絡に伝わり流れが良くなる。そのため、鍼灸治療は経穴(ツボ)を使って行われるのです。

また、経穴(ツボ)は臓腑の異常をあらわす役割も持っています。異常がある臓腑からは病理信号が発信され経絡を伝わります。信号を受け取った経穴(ツボ)は圧痛が出たり皮膚の色が変わったり手触りがガサガサするなどの反応があらわれます。


経穴(ツボ)は世界的にも認められており、現在の経穴(ツボ)の位置はWHOによって定められており世界共通となっています。経絡と経穴(ツボ)が何であるかは西洋医学的にはハッキリしいませんが、欧米でも科学的な検証をしようと盛んに研究が行われています。

~あさひ鍼灸院での鍼灸治療~

あさひ鍼灸院では西洋医学と東洋医学の両視点から痛み・症状の原因を究明して治療を行っています。筋肉や関節など運動器の痛みはもちろんのこと、原因がわからない不定愁訴にもしっかりと対応いたします。

身体の痛みや違和感などでお困りでしたら、草加市にある、あさひ鍼灸院へお気軽にご相談ください!

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あさひ鍼灸院

住所:埼玉県草加市金明町192-10

電話番号:048-919-3268

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