~東洋医学的な考え方~
鍼灸施術の根幹には「東洋医学」的な考え方があります。
そもそも「東洋医学」とはどのような医学なのか?
「東洋医学」とは”古代中国で誕生・発展した医学が日本に伝わり、風土に合わせて成立したもの”とされています。一般的には中国でおこった鍼灸・漢方薬とも捉えられています。
~陰と陽~
東洋医学において人体は「陰」と「陽」のバランスによって成り立っていると考えられています。「陽」は明るい・熱い・活動的といった性質を持ち、「陰」は暗い・冷たい・静かという性質を持ちます。この2つはどちらかに偏らないようにバランスを保ちます。「陽」が強ければ、陽を抑制するように「陰」が強まります。
この「陰」と「陽」のバランスが取れていると、人は健康体であると考えられています。
~正気と邪気~
人は簡単には病気にかからないような力を持っている。また、病気になった時に治ろうとする力も持っています。これらは免疫力や自己治癒力と言われるものです。
東洋医学ではこれらの力を「正気」と呼んでいます。
病原性の細菌やウイルス、急激な気候の変化は人体に悪い影響を及ぼします。
これら人体に悪い影響を与えるものを東洋医学では「邪気」と呼んでおり、この「邪気」が「正気」よりも強いと、人は病気にかかります。
逆に「正気」が強ければ、「邪気」が体内に侵入したとしても病気にはかからないのです。
~気・血・津液・精~
東洋医学における抵抗力・治癒力である「正気」は「気」・「血」・「津液」・「精」の4つの総合的な働きであり、この4つがバランスよく循環していれば正気が充実し、病気にかかりにくくなると考えられています。
「気」:生命活動のエネルギー源となるもの。”元気””衛気””宗気””営気”の4つがある。
「血」:血脈中をめぐって栄養素を全身に運ぶ。血脈内にだけ存在する。
「津液」:血以外のすべての水分。人体を隅々まで潤す。
「精」:人体の活力源。生まれつき持つ先天の精と、後で作られる後天の精がある。
~東洋医学的な治療~
東洋医学において病気にかかるということは「正気」が弱まっている。つまり「気」「血」「津液」「精」のいずれかにトラブルがあり、4つの循環に滞りがある状態だと言えます。
鍼灸施術は鍼や灸を用いて人体の至る所にある経穴を刺激することで、この4つの働きを正常に戻してあげることが目的です。
あさひ鍼灸院では、初診時に病気にかかるまでの経過をしっかりと聞き、原因を追究します。
体の不調の原因をハッキリさせてから、施術を行いますので早期改善はもちろん、予防にも繋がります。
慢性的な痛みや不調も施術を継続することで、体質が改善されて痛みの軽減が期待できます。
体の痛みや不調でお悩みの方は、ぜひ一度草加市にある、あさひ鍼灸院へご相談ください。
ご予約は当ホームページからネット予約か、LINE予約が便利ですのでご利用ください。
あさひ鍼灸院
住所:埼玉県草加市金明町192-10
電話番号:048-919-3268
NEW
-
2025.01.17
-
2025.01.10~東洋医学における血...~東洋医学における「血」「津液」「精」~東洋医...
-
2025.01.08~東洋医学における「...~「気」とはなにか?~「気」については昔からさ...
-
2025.01.06~東洋医学的な考え方...~東洋医学的な考え方~鍼灸施術の根幹には「東洋...
-
2025.01.041月の休診日のお知らせこんにちは!草加市にある、あさひ鍼灸院です。当...
-
2024.12.30年末のご挨拶こんにちは!草加市にある、あさひ鍼灸院です。2...
-
2024.12.26草加市でテニス肘の施...こんにちは!草加市にある、あさひ鍼灸院です!今...
-
2024.12.21草加市で鍼灸施術なら...こんにちは!草加市にある、あさひ鍼灸院です。皆...